空手の大会や試合への出場を拒む子供(息子や娘)を自主的に出させる方法 

空手の大会や試合へ子供を出場させる方法

肉体的に精神的に強くなる為に空手は有効だとこれまで何度も説明しましたがただ単に空手を続けるだけではその効果が半減します。

半減どころか7、8割方効果が減ると言っても過言ではないです。

大会や試合に出場しないと空手で強くなる効果が減る

その理由は簡単です。

苦しみに耐え抜いて精神的な肉体的な強さが手に入る

楽をして精神的な肉体的な強さは手に入るものではないと言うことです。

やはり、苦しみに耐え抜いて、努力した先に精神的な肉体的な強さと言うご褒美が待っているのです。

よって、苦しいことに耐えて、向上する努力をしなければならないと言うことなのですが、空手を続ける上でこの苦しいことに耐えて、向上する一番の機会が大会や試合なのです。

空手は普段の稽古や練習もきつく続かない人も沢山いるのですが、それよりも空手の大会への出場は厳しく苦しい環境に身を置くことになります。

空手の大会や試合

これは、想像してもらったらちょっとは理解できると思うのですが、大勢の観客が見守る中、自分よりも強いかもしれない相手と本気で殴り合い、蹴り合うのです。

もしかしたら、相手が強くて失神させられるかもしれません。

(私が初めて空手の大会に出た時は開始早々相手から顔面に膝蹴りを受けて失神してしまいました。)

もしかしたら、骨を折られるかもしれません。

そう考えたら大会に出るだけでかなり苦しい環境に身を置くことが分かるのではないでしょうか。

よって、空手の試合に出るだけでも精神力が鍛えられます。

本気で勝つための稽古をしないと勝てない世界

更に空手の大会で1回戦で勝つのは出場者の半分です。

空手で強くなる

相手も当然勝つ気持ちで練習や稽古をしています。

そう言う相手と生半可な気持ちで戦って勝てるわけありません。

だから本気で勝とうと思ったら普段からしっかり稽古や練習をして強くなる事が必要です。

空手の試合や大会に出続ける人はその事が身にしみてよくわかるはずです。

そして、ことわざにある通り実践に勝る練習はありません。

実践で本気で戦うことで強さに磨きがかかる

相手が自分よりも強かった場合、何をやっても勝てないと感じる時もあるでしょう。

でも、それでも勝つ気持ちを持って戦うのです。

強くなるために空手の稽古

大会と言う実践でそのように本気で戦う事で、精神的な強さや肉体的な強さに磨きがかかってくるのです。

空手の大会や試合への出場を拒む子供(息子や娘)

なので、私も長男が小学校3年生になり、空手の大会に出場できる年齢になったので、空手の大会に出ようと言いました。

大会や試合への出場を打診したら答えはノー

私は自分強さを試したいかなと思ってたので、二つ返事でうんと言うかなと思っていたのですが答えはノー。

理由を聞くと強い相手にボコボコにされたら嫌だから。

その気持ちはよく分かるのですがでも空手の大会に出なければ、私が身につけさせたい自分に降りかかる問題を解決する事が出来る精神的な肉体的な強さを身につけさせる事が出来ません。

大会に出ないと強くならないぞと何度言っても答えはノー。

空手の特訓

なので、長男が自主的に空手の大会に出場したくなるよう作戦を考えることに。

色々考えた結果、長男は欲しいゲームがあるけども自分のお金が足りないから買えない。

そうぼやいていたのを思い出したので、これだ。

空手の組手で大会や試合の稽古

大会に出て勝てば勝つほどお金がもらえるシステムにすれば空手で強くなりたいと言う気持ちも芽生えて、勝つための努力もするようになるはず。

そして、試合中苦しくても勝てば勝つほどお金が増えるので勝つ為にあきらめないはず。

空手で肉体的に精神的に強くなるための行動が自然とできるようになる。

空手の組手の稽古や特訓

空手の大会や試合に自主的に出させる方法

そう考えたので早速ワードで資料を作り、長男にそれを見せて説明することに。

父さんは空手の大会に出た方が精神的にも肉体的にも強くなれるし、お前の将来を考えたらメリットだらけだと思う。

だから、試合に出てもらいたい。

しかし、お前の気持ちもよくわかる。

試合出るの怖いもんな。

お金=ご褒美がもらえるシステムに

だから、出たり勝ったりしたらご褒美がもらえるシステムにする。

大会に出場したら500円。

一回勝つごとに1000円プラス。

3位になったらプラス3000円。

2位になったらプラス4000円。

1位になったらプラス5000円。

ちなみに5回勝って1位になって優勝したら10500円ご褒美がもらえるようになる。

欲しいゲームが買えるから出場すると即答

と伝えると長男からゲーム欲しいし、出るわと即答が。

自宅で組手の稽古

私の作戦が功を奏しました。

毎日自宅で特訓し初めての大会は2回勝つ

そこからは空手の大会で勝つために毎日自宅で特訓。

大会の1か月前から毎日自宅で特訓したので、やる前よりは強くなった実感がありました。

そして、この初めて出た大会は小学校4年生の部で長男は小学校3年生ながら出場して2回勝って、準々決勝で準優勝した4年生の子に僅差で敗れましたが、金玉も蹴られて、顔面も殴られて痛くて泣きそうやったけど最後まで頑張ったわと私のもとに帰ってきました。

小学校4年生から中学校3年生まですべての大会で優勝

そして、翌年の小学校4年生から中学校3年生まですべての大会で優勝。

当然、大会の一か月前から毎日特訓です。

空手のミット打ち

私が教える自宅での特訓も大会や試合を通して、長男の弱点が見つかるので、内容がどんどんレベルアップしていきます。

空手の大会や試合へ子供を出場させる方法

そんな努力の積み重ねで中学校1年生と2年生の時はそれぞれ一学年上の相手も倒して優勝できるようになりました。

空手の大会で表彰

肉体的、精神的な強さを身につける事が

そんな感じでわたしからご褒美のお金を貰い続けて、私が望んでいた肉体的、精神的な強さを身につける事が出来ました。

空手技のコンビネーションの練習

長男はどこに行っても自分の思うように自由に楽しく生きています。

空手で強くなるための特訓

あの小学校3年生の時に私が考えてアイディアで長男を導かなかったらまた、違った人生だったはず。

女子の空手の組手の稽古

もし、私と同じように子供(息子や娘)が空手の大会への出場を嫌がるけども、肉体的な精神的な強さを身につける為に出させたい方は私が成功した方法を試してください。

道場の稽古前に組手の練習

弱かった次男や長女も優勝できるように

ちなみにですが、私の次男と長女も長男ほどではありませんでしたが、強さを身につけて、小学校5年生ぐらいからは大会で優勝することが出来るようになりました。

試合や大会に出るのは、長男が空手の大会に出続けていたので、当たり前という感覚。

出ないという選択肢はありませんでした。

次男と長女がそういう気持ちになったのも、長男の時に空手の試合に出るという流れを作ったからです。

長男が大会に出るように導かなければ次男と長女も出なかった可能性が高いので本当にターニングポイントだったと考えています。

空手サンドバックの稽古

この2人は長男と比較して弱く、小学校3年生や4年生で出場した大会は1回戦や2回戦負け。

自宅で親子で空手の稽古

でも、優勝するための特訓を自宅で続けることで優勝できるまで成長したのでやはり親の働きかけは子供を強く育てるために必要なことであると認識しました。

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